Azure VMware Solution (AVS)の価格メリットを解説

Azure VMware Solution 価格
いよいよMicrosoft社のAzureにVMwareが利用できるサービスAzure VMware Solution(AVS)がスタートします。

VMware環境のクラウド化をご検討されている方にとっては、移行先としてAzureのみならずAWS 、GCPなども比較していることと思います。
その中でも特に気になるのは。「価格」ではないでしょうか?

そこで、今回の記事ではAzure VMware Solution(AVS)ならではの価格メリットについて解説していきます。

※本記事は2020年8月6日に日本マイクロソフト前島様にご登壇いただいたオンラインセミナーの内容をまとめたものです。詳細については、セミナーをオンデマンド動画にて提供しておりますので下記をご参照いただければと思います。

>8月6日開催:Microsoftが解説!Azure VMware Solution(AVS)とは?オンデマンド動画の閲覧はコチラから

 

1.そもそもAzure VMware Solutionって何?

Azure VMware Solution(AVS)は、Azure内でVMware vSphere環境を簡単に利用できるサービスです。
このAzure内のサービスとしてVMwareプライベートクラウド環境を利用することにより、現在自社で運用しているサーバーやソフトウェアなどの運用を全てクラウド上で行えるため、大幅な運用工数削減が可能となります。

マイクロソフトとVMwareは競合関係にあるため、このサービスを信頼・利用しても大丈夫なのかと思っている方は多いと思います。

実際、昔はそのような関係性だったようですが今では強力なタッグを組んでいます。Microsoft、VMwareの両社共にグローバルパートナーとして認定していますので、安心してご利用いただけます。
AVSの特徴について詳しくは下記のブログで解説しておりますので、ご参照ください。

>>「Azure VMware Solution(AVS) とは?3つのメリットをご紹介」はこちら

2.AVSならではの価格メリットとは?

Azure VMware Solution(AVS)を利用する最大のメリットは、Microsoft社ならではのサービスと連携した価格メリットです。

1)拡張セキュリティ更新プログラム(ESU)を無償で利用できる

ESUとはExtended Security Updatesの略で、Windows 7デバイスを今後も使用したい方のためのセキュリティ更新プログラムのことです。
Azure VMware Solution(AVS)では、Windows2008R2・SQL Server2008 R2を対象とし、こちらのセキュリティパッチが無償で利用できます。通常、ESUは3年間で約37,500円ですので、無償で利用できるのはかなりお得ですね。

2)現在利用中のライセンスをそのまま利用できるから、無駄がない

現在、オンプレミスで使用しているソフトウェアアシュアランス付きライセンスを、 Windows Server ・SQL Server のライセンスをそのまま Azure VMware Solution(AVS)で使用できます。さらに、移行中はひとつのライセンスでの同時利用も可能です。

3)一括契約をすると大幅な割引があってお得

クラウドサービスと言えば、利用しただけ支払う月額制の料金体系が魅力的です。しかし、長期利用することを確約し、一括で支払うこもできるんです。その場合、長期割引が適用され、1か月ごとに支払う場合よりお得に利用することができます。

以上の価格メリットより、まず言えるのが、現在WindowsServerをメインで使用している企業の方はAzure VMware Solution(AVS)の価格メリットの恩恵を一番受けられることとなり、余分なコストがかからずそのまま丸ごとお引越しできます。

 

Azure VMware Solution 価格

3.Microsoftのサポート範囲が広いのも価格メリット

Azure VMware Solution(AVS)は全てMicrosoftが責任をもってサポートしており、何か問題が起きた際の問い合わせ窓口は常にMicrosoftです。AzureやVMware環境特有の事象を含むあらゆるレイヤーのインシデントにMicrosoftが対応します。仮にVMwareのサポートが必要となった場合でも、MicrosoftがVMwareのサポートと連携し両社のエンジニアが共同で問題を解決しますので、お客様にて切り分けなどの対応も一切不要です。

また、Azure VMware Solution(AVS)稼働に必要なVMwareライセンス(VMware vSphere、vSAN、vCenter、NSX、HCX)も基本料金に含まれているため、別途ライセンスを調達する必要もありません。

運用にかかる工数や、ライセンスの調達などの観点でもAzure VMware Solution (AVS)は、価格メリットがありそうです!

 

Azure VMware Solution 価格

4.AVSパッケージ仕様/料金体系

現在、発表されている内容によるとAzure VMware Solution(AVS)の仕様は大きくソフトウェアとハードウェアに分かれています。

ソフトウェア仕様 ハードウェア仕様
ESXi 6.7U3 Enterprise Plus
vCenter 6.7U3 Standard
vSAN 6.7 Enterprise
NSX-T 2.5 Advanced
HCX R139 Advanced
※HCX Enterprise エディションも選択可能
Model AV36(36 cores)
CPU Intel Xeon Gold 6140 2.3 Ghz
Memory 576 GB
Storage vSAN Caching 2×1.6TB NVMe
Storage vSAN Capacity 8×1.92TB SSD
Network 2x Mellanox ConnectX 2Lx Dual Port 25GbE

実際の価格は正式リリース前のためまだ決まっていませんが、価格体系としては、1時間単位と1年または3年単位の2種類を予定しています。
料金体系については、今後新しい発表がありましたら改めてお知らせいたしますね。

\AVSをデモ付きで解説/

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5.まとめ

Azure VMware Solution(AVS)は、現在検証環境にてお試しいただけます。
価格メリットのみならず「性能など確認したい」「オンプレにあるVMware環境の棚卸から始めたい」などご要望ございましたら、弊社にてご支援いたしますのでぜひお気軽にご相談ください!

この記事を書いた人

NE + Azure 編集部
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