Express Route

お客様のネットワークから直接Microsoft Azureに接続
セキュアで安全、高品質な専用回線サービス

Express Route

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Express Routeは、Microsoft Azureとデータセンター間をインターネットを介さずプライベートな専用回線で接続する帯域保証型サービス

Express Route

Express Routeとは、ネットワークサービスプロバイダーが提供する専用回線やWAN回線からMicrosoft Azureへ直接接続する帯域保証型のネットワークサービスです。既存のWAN回線、もしくは新規回線とMicrosoft Azureが直接接続されるため、お客様のデータセンターからプライベートなネットワークでMicrosoft Azureへ通信が行えます。Express Routeでは、利用帯域が50Mbps ~ 10Gbpsで選択できる他、お支払いも通信量(Microsoft Azureからオンプレミス・データセンターに向けた通信)に対して課金される従量課金型と通信量に依存しない月額固定型からご選択頂けます。スタンダードなExpress Routeでは、お客様のデータセンターと東日本 / 西日本リージョンのMicrosoft Azureでプライベートな通信を実現しますが、Premium Add-onオプションを追加頂くことで、世界中のリージョンと接続が可能となります。
Express Routeはオンプレミス データセンターとMicrosoft Azureをハイブリットにご利用頂く場合、必ずご利用頂きたいネットワークサービスです。

Express Route 特長

帯域保証型の専用回線でいつでも快適

Express Routeの特徴

Microsoft Azureに対してはインターネットやIPSec VPNを経由して接続することが可能です。ただし、これらの接続方法では、必要なネットワーク帯域が保証されておらず、回線の使用状況によっては想定よりもレイテンシが発生し、性能問題を引き起こす可能性があります。Express Routeであれば、専用回線を利用し通信を行うので、常に安定した帯域 / レイテンシでオンプレミス – Microsoft Azure間のネットワークをご利用頂けます。

もちろん回線は2重化。安心の耐障害性

Express RouteとVPN2重の安心の耐障害性

ネットワークは通信が止まると即サービス停止につながるため、冗長構成により通信の継続性を保つことが重要です。Express Routeはルーター間で冗長化されており、単一障害時にも通信を継続頂けます。また、お客様のご要件に合わせて「異なるネットワークプロバイダーを利用して回線自体を冗長化する」「メイン回線はExpress Routeで構成し、バックアップ回線はIPsec VPNで構成する」といったことも可能です。

Microsoft Azureをお客様のデータセンターの拡張として活用

Express Routeでオンプレミス データセンターとMicrosoft Azureを接続

Microsoft Azureの各サービスは「パブリックに公開されるもの」と「Microsoft Azure内でプライベートに閉じることが可能なもの」に大別できます。Express Routeでオンプレミス データセンターとMicrosoft Azureを接続した場合、「Microsoft Azure内でプライベートに閉じたもの」に対してお客様のネットワークから直接アクセスすることが可能となります。よって、現在お客様のオフィスから、データセンターにアクセスしているように、Microsoft Azureに対して自社のネットワークから接続することが可能です。

Microsoft AzureのIaaS以外にもPaaS / SaaSなど様々な通信に対応

様々な通信に対応するExpress Route

Microsoft AzureはIaaS / PaaS / SaaS毎に様々なサービスを展開しております。一般的なIaaSのサービスには、仮想マシンがあり、Express Routeを用いることでプライベートなネットワークでオンプレミス データセンターから仮想マシンにアクセスが可能です。また、WebサーバーやSQL Databaseをより簡単に利用できるPaaSサービスや、M365といったSaaSサービスも多くのお客様にご利用いただいており、これらの通信もExpress Routeを用いて通信することが可能です。

活用例

既存データセンターは残しつつ、一部のリソース(ex. ファイルサーバー)のみMicrosoft Azureを活用

日本のお客様においては、「フルクラウド」という形態はまだ圧倒的に少数で、多くのお客様は適材適所にオンプレミス データセンターもパブリッククラウドも利用するハイブリットクラウド構成を取られています。
データの肥大化により、ディスク増設に悩まされるファイルサーバーは良い例ですが、こういったサービスはリソースの拡張が容易なパブリッククラウドとの相性がよく、また、Express Routeのように帯域保証型の専用回線を用いることでユーザー様からのファイルアクセスも高速に実現することができます。

一部のリソースのみMicrosoft Azureを活用

社内ネットワークと同様にVDI on Azureへ接続

「働き方改革」や「Windows7のEoS」などでクライアントOSの見直しが活発化しており、Micorosoft Azureを用いたDaaSサービスの検討も盛んに行われております。Express Routeでは、Microsoft Azure上のWindows10マシンに対して、お客様のネットワークから直接アクセスすることが可能となりますので、オンプレミス データセンターのVDI環境を自社ネットワークから利用することと変わらない信頼性でご利用頂くことが可能です。

社内ネットワークと同様にVDI on Azureへ接続

海外リージョンへも日本のデータセンターから専用線で高速通信

日本と海外拠点で相互に通信する場合、ネットワーク回線の品質やコストは大きな課題となります。Azure USリージョン上のリソースに日本のオンプレミスデータセンターから通信する場合、通常であればインターネットを経由し接続します。ただし、Express Route Premium Add-onをご利用頂くことで、オンプレミスデータセンターからAzure USリージョン上のリソースにプライベートでセキュアな接続可能となります。

海外リージョンへも日本のデータセンターから専用線で高速通信

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ExpressRoute概要資料

事業拠点とAzureの環境を専用線で安全に接続する、ExpressRouteの概要資料です。詳細は資料をご覧ください。

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