1. はじめに

皆さんこんにちは。

前回の続きとして、Azure Databricksの「SQL Warehouse作成」について説明していきます。
今回はSQL Warehouseクラスタの作成/権限変更/起動・停止までを実施したいと思います。

第1回:「クラスタ作成」をしてみる
第2回:「SQL Warehouse作成」をしてみる(今回)
第3回:「ジョブクラスタ作成」をしてみる

2.SQL Warehouse作成

2-1.SQL Warehouse作成

こちらの手順でワークスペースにアクセスします。

Azure Databricksポータル画面で、サイドバーを展開します。

Databricks ロゴの下にある Data Science & Engineering > SQLをクリックし、ペルソナを切り替えます。

サイドバーから SQL Warehouse をクリックします。

展開された画面から Create SQL warehouse をクリックします。

各項目に設定を入れていきます。

①SQL Warehouseにつける名前を入力します。

②クラスタサイズを選択します。

③自動停止時間設定する場合は オン にし、時間(分)を入力します。

④スケールの最小値、最大値を入力します。

⑤タイプを Pro かClassic から選択します。

Advanced options をクリックし、展開します。

各項目に設定を入れていきます。

①Tag を作成する場合は入力します。

②Unity Catalog 利用する場合はオンにします。

③今後のDatabricksを使用したい場合は Preview を選択しますが、
使用しない場合はCurrent を選択します。

全ての入力が完了したらCreate をクリックします。

以上でSQL Warehouseの作成が完了です。

参考URL:SQL ウェアハウスを構成する – Azure Databricks – Databricks SQL | Microsoft Learn

2-2.SQL Warehouseの権限変更

SQL Warehouseの権限変更については、別連載のこちらの手順をご確認ください。
※「SQL Warehouseに対する権限割り当て」の箇所です

2-3.SQL Warehouseの起動

こちらの手順でワークスペースにアクセスします。

Azure Databricksポータル画面で、サイドバーを展開します。

Databricks ロゴの下にある Data Science & Engineering > SQL をクリックし、ペルソナを切り替えます。

サイドバーから SQL Warehouses をクリックします。

起動したいクラスタの Start をクリックします。

以下のように「State」が「Running」になれば起動完了です。

2-4.SQL Warehouseの停止

こちらの手順でワークスペースにアクセスします。

Azure Databricksポータル画面で、サイドバーを展開します。

Databricks ロゴの下にある Data Science & Engineering > SQL をクリックし、ペルソナを切り替えます。

サイドバーから SQL Warehouses をクリックします。

起動したいクラスタの Stop をクリックします。

以下のように「State」が「Stopped」になれば起動完了です。

3. まとめ

本記事ではAzure Databricksにおける「SQL Warehouse作成/権限変更/起動・停止」について説明しました。

本連載では、
第1回:「クラスタ作成」をしてみる
第2回:「SQL Warehouse作成」をしてみる(今回)
についてご説明しています。

今回の記事が少しでもDatabricksを知るきっかけや、業務のご参考になれば幸いです。

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