仮想デスクトップ(VDI)ってどんなサービス?
仮想デスクトップ(VDI)とは、仮想サーバー環境上にOSやアプリケーションを稼働させ、操作をしている手元のPC端末に、インターネットを経由し画面情報を転送する技術のことを指します。仮想サーバー環境よりデスクトップ画面が転送されているだけのため、データが端末に残ることがなく、情報流出などのリスクを軽減することができます。また、メンテナンスはマスターイメージさえ管理すればよいのでPCの端末管理も楽になります。
しかし、仮想デスクトップ(VDI)に対してこんな疑問もありませんか?
そもそもなぜこんな疑問が起きるのでしょうか?
このような “疑問”が起きる原因は、従来のオンプレミス型VDIに限界があるから!
初期導入コストが高くなる
運用コストが膨らむ
ハードウェア、ライセンスなどの保守コストが毎年かかってきます。OSアップグレード、パッチ適用などインフラのメンテナンスに工数がかかるため、人件費も高くなります。
また、自社で運用する場合はVDIの複雑な構成が分かる人材も必要になり、教育費用や人件費なども必要になります。
拡張が大がかりで大変
スペックを増強するためのインフラ増強にハードウェアの費用や調達の時間もかかったり、さらにはベンダーに依頼する拡張作業も必要になります。
ユーザー数を増やす場合も単純にハードウェアや、ライセンスを増強するだけではなく、再設計が必要になるので導入してもらったベンダーに依頼する工数も増えます。
拡張作業の際、場合によってはシステム停止する必要があり機会損失を生んだり、休日出勤が必要になるため人件費も高くなるケースもあります。
VMware Horizon CloudをMicrosoft Azure上で活用すれば、これらVDIの課題が全て解決
VMware Horizon Cloudにて仮想デスクトップ(VDI)の管理基盤 (コントロールプレーン) を提供、Azure 上でVDIをクラウドサービスとして利用できます。この中には、仮想アプリケーション、デスクトップ、データ、ネットワークも含まれます。IT担当者の方は、Azureクラウドプラットフォーム上でワークロードのプロビジョニングと配信を行うことができるため、ITコストが全体的に削減され、生産性も向上することができます。
ユーザーは使用する端末にモジュールをインストールし、アカウントの認証情報を登録することでVDIを利用できます。
VMware Horizon Cloud on Microsoft Azureのメリットは?
月額課金だから、膨大の初期コストは不要
スモールスタートできて、ユーザーの増減も最短30分
Microsoft社の強固なセキュリティで安心
セキュリティパッチやアップグレードが自動化され、運用が楽ちん
Microsoft Azure上でVDIをデプロイ、最短1週間で導入できる
使い方に合わせたお得な料金プランでIT投資の効率化できる
海外拠点にも展開OK
ご利用者様の声
株式会社ニトリ採用教育部マネージャー永島 寛之様
当社では、従業員の働きやすい環境づくりに向けたさまざまな取り組みを行ってきました。今回は在宅勤務/サテライトオフィスの制度の整備に伴い、システム面での支援をいただくことになりました。まずスモールスタートで導入をしましたが、今後は多くの社員にテレワークを浸透させ、会社全体で働き方改革をさらに進めていきたいと思います。
株式会社ニトリホールディングス情報システム改革室技術チーム中崎 浩様
新しいしくみである「VMware Horizon Cloud on Microsoft Azure」を導入することで、従業員のライフステージに合った柔軟な働き方に対応できるようになりました。セキュリティの強化やさらなる業務生産性の向上など、今後も日商エレクトロニクスと共にチャレンジしていけることを期待しています。
よくあるご質問
Q. VMware Horizon Cloudを利用する際の月額費用はいくらですか?
回答:
月額 50ユーザー:¥629,553( 1人あたり¥12,591)となります。
内訳は以下の表をご確認ください。
製品・サービス名 | 参考価格(50ユーザー) |
---|---|
Horizon Cloudライセンス(3年契約の場合) | 78,280円 |
Azure(VDI コンポーネント・閉域網通信含む) ※VDIスペック:1core / 2GB MEM / 128GB HDD / 稼働時間(ひとりあたり):12時間×20日 |
421,273円 |
Windows10ライセンス | 65,000円 |
Microsoft 365 Apps for enterprise ※Azure上でOfficeアプリを利用する場合、M365 Apps for enterpriseライセンスが必要です。 |
65,000円 |
※上記は、消費税等抜きの参考価格となります。詳細見積に関しては、お問い合わせください。
※Horizon Cloudライセンスの最低購入ユーザー数は50となります。また追加購入ユーザー数は10単位となります。
※Microsoft 365 Apps for enterprise※Azure上でOfficeアプリを利用する場合、M365 Apps for enterpriseライセンスが必要です。
※Microsoft IaaS費用は従量課金のため、利用状況に応じて変動します。
自社の環境にあった費用を知りたい場合は、概算価格シミュレーションツールをご利用ください。
Q. 導入後のサポートはどこまで対応してくれますか?
回答:
お客様のご要件によってサポート範囲は、カスタマイズすることが可能です。
手間をかけずに運用したい方でも「運用・保守・監視」の手間は一切不要です。
運用
▶︎ 担当エンジニアのアサイン
▶︎ 障害対応
▶︎ インシデント監視
▶︎ VDI利用状況レポート
▶︎ クリティカルな情報の提供
VDIヘルプデスク
▶︎ 仮想端末管理
▶︎ 障害対応
▶︎ VDI利用者からの問い合わせ窓口
▶︎ ライセンス管理
保守
▶︎ 一元窓口
▶︎ 障害対応
▶︎ 重大障害時の特別体制
▶︎ お問い合わせ対応
監視
▶︎ 保守サービス連携
▶︎ 仮想マシン死活監視
▶︎ 仮想マシンリソース監視
▶︎ ネットワーク監視
▶︎ Azure Back up監視
充実した日商エレのサポートにより運用コストの増加、リスクの増加、新技術の継続した習得など、クラウド導入後の懸念点も払拭させていただきます!
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