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祝リリースしてから1年~Microsoft Copilotに新たなアップデート


皆さん、こんにちは!

実感されていないかもしれませんが、職場でも使われている方が多いCopilot (旧Bing Chat)がリリースされて1年が経ちました。そのリリースを記念し、米Microsoft社はCopilotへの新たなアップデート発表しましたので、今回ご紹介したいと思います!

アップデートとしては2つです。

Copilot画面デザインの刷新と新たなAIモデル(厳密にいえば既存の微調整版)である「decalion」の採用です。

画面デザインの刷新

Copilotの画面デザインが新たに刷新されました。これまでと比較し、画面をより分かりやすくすることで自分自身のアイディアをCopilotと共に広げることができます。また、Copilotからもどのような画像を生成できるかを画像付きで提案(プロンプトも!)してくれるようになりました。ブログ内に掲載している上記の画像でいうと、画像ど真ん中にあるアメリカンフットボールのヘルメットを被っている部分になります!(豆知識ですが、スライド式での画像表示させることをカルーセルと言います)

画面デザインだけでなく、Copilotで生成した画像をCopilot内で編集できるようになります。

Copilotで画像生成を依頼すると複数枚画像を作成してくれますが、その一つを選択することで、下に書いてあるように「Watercolor」や「Pixel art」など編集操作を表示します。

ただし!現在、日本ではリリースされていない機能ですので、リリースされるまで少し待ちましょう。

新たなAIモデル「Deucalion」

そして、Copilot(DALL-E3)で生成した画像が編集できるようになった理由が、新たにCopilotに組み込まれた既存モデルの微調整版である「Deucalion」(AI画像生成と編集機能)になります。

Copilotそのものの言語モデルについては、予測込みにはなりますが、これまでと同様にOpenAI社のGPT-4/GPT-4 Turboが採用されていると考えられています。

 

さて、Micorosoft社は数年ぶりにアメリカで行われるスーパーボウルにAIに関する大規模広告を打ち出すようです!興味ある方、観られる方はぜひ注目してください!

画像生成AIの編集機能が利用できるようになりましたら、本投稿を更新したいと思います!


公式発表:Delivering Copilot for everyone – The Official Microsoft Blog

 

 

この記事を書いた人

森 信之介
テクニカルマーケターとして、ブログ執筆、セミナー講師を行っております!