Databricksの活用サポート

Databricks導入支援(これからデータ基盤を始める方向け)

Databricksを導入を進めるにあたり、導入前のデータ活用の構想支援、データ基盤の構築、そしてデータの活用フェーズまで、一貫しての全体支援が可能です。

構想支援

構想支援の段階では、経営やビジネスの要求と先行事例を踏まえ、データ活用の目的を明確に定義します。そして、その目的に基づき実現方法を策定します。
この際、BIの活用やAIを用いた業務の自動化、そしてChat GPTなどのLLMの導入といった幅広い活用シナリオも検討することができます。

データ基盤の構築

次にデータ基盤の構築においては、インフラの設計から始め、データ基盤導入の具体的な設計まで、お客様の要望をしっかりと取り入れて対応します。
データガバナンスやデータリネージュを管理するデータカタログの導入や、実際に利用するためのスキルトランスファーも実施します。
また、特定の要件定義を行わず、PoCの目的などで「とにかく使ってみたい」という方向けの、短期構築パッケージもご提供しています。

データの活用

データ基盤稼働後は、データ基盤の保守やサポートを継続的に提供します。FAQの提供、障害時の対応、技術的な疑問解消のための定例会の実施など、お客様のデータ活用を全力でサポートします。
またデータ活用として、ご要件に合わせたBIの構築や、自動化などアプリケーションを開発することも可能です。

Databricks移行支援(既存のデータ基盤を移行する方向け)

アセスメント

ワークロードの優先順位を最初に決定し、どのタスクが優先的に実行されるべきかを明確にします。次に、ビジネスロジックを解析し、重要な部分や変更が必要な箇所を特定します。最後に、コードプロファイリングとリネージを行い、データの流れや性能のボトルネックを調査し、移行先の環境に合わせて注意事項や推奨アーキテクチャを提案することで、必要なリソースやキャパシティを計画します。

検証

特定のワークロードを焦点にし、移行や変換の方法を試験的に検証、オープンでコラボレーション可能なプラットフォームに適した再設計方針を検討します。これにより、チーム間の協力を最大化します。

移行&変換

検証フェーズで検討した再設計方針を実施し、多様なワークロードに対してエンド・ツー・エンドの変換を行い、コアのビジネスロジックの移行先環境への最適化、さらに、変換後のコードを基にデータを検証して、移行の完全性や正確性を確認します。

本番稼働

移行後の環境で各種ワークロードを実行し、動作を確認いたします。
また、システムが最適な価格性能比で動作するように調整を行うことに加え、並列実行の実現を通じて、本番環境での高速な処理をサポートします。

最終的に本番環境のサポートと保守を行い、システムの安定動作を確保いたします。これらのステップを順番に実行することで、Databricksへのマイグレーションを効果的に完了することができます。

Databricks利用開始後のサポート

日商エレクトロニクスでは、Azure DatabricksをはじめAzure環境全体の保守・サポートをおこない、お客様のDatabricks活用をご支援します。

ご提供するサポートポータル画面を通じて、Azure環境やAzure Databricksに関する疑問やQAに迅速に対応。さらに、予期しない障害時の問い合わせ、ログの収集から原因の追求、そして迅速な復旧対応までをワンストップでサポートします。
加えて、ビジネスの成長や変化に対応するための技術定例会やレポートを通じて、常に最適なデータ活用をおこなう改善提案を行います。安心してお任せください。